【第3回】酸化ストレスの原因物質

掲載日:2016.12.20

酸化ストレスを軽減するために 活性酸素を発生する原因物質を知ろう

前回、活性酸素は、体の中で重要な働きをする一方、過剰な活性酸素は、DNAを破壊することで異常細胞の原因になったり、細胞に炎症を引き起こし破壊したり、老廃物の蓄積をおこし、皮膚のしわ、老化の促進、白内障、関節炎、認知症、動脈硬化、糖尿病などの原因になっていることを勉強しました。

それでは、この過剰な活性酸素の要因になる物質や環境を知って、どうすれば酸化ストレスに体をさらさないようにできるか考えてみましょう。

環境

紫外線・放射線・大気汚染物質・農薬・化学薬品・水道水のトリハロメタン・工場や車から出る排気ガス・携帯電話や電子レンジの電磁波

まずは何と言っても紫外線です。紫外線を浴びることは私たち人間にとってビタミンを産生するのに必要ですが、過度の紫外線を浴びるとは活性酸素を大量に産生します。したがって、外出の際はサングラスや帽子の着用や、UVクリームの使用をお勧めします。
タバコの副流煙や排気ガスの多い場所はできるだけ避けましょう。

暴飲暴食・飲酒・喫煙・過度な運動
生活習慣の乱れによって、酸化ストレスは増加します。生活習慣を見直しましょう。また、喫煙によっても、酸化ストレスは非常に増加します。止められるなら喫煙はやめたほうがいいし、お酒はほどほどにしたほうがよいでしょう。しかし我慢のしすぎは心のストレスになるので活性酸素が増加します。バランスのよい控えめな量の食事は、長寿や美肌にも良い影響を与えます。おいしいケーキやお菓子は幸せを感じさせてくれますが、控えめにしたほうがよさそうです。活性酸素を除去する抗酸化成分を取ることもおすすめです。例えば、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンE、核酸、ポリフェノール、グルタチオンなどです。これらの成分は(次回の活性酸素の生成と消去をみるとよくわかりますが)1つだけ摂ればいいというものではなく、バランスよく摂ることが大事になります。

強い心的ストレス
怒り 不安 恐怖

過度な不安や恐怖は酸化ストレスを増加させると分かっていても不安や恐怖を感じる状況は自分でコントロールすることができないことが多いです。
それでも、無理にでも笑ってみる、音楽を聴きながらリラックスすることはできますし、そのようなことでも効果あるそうです。趣味をもって、いまストレスを感じている環境と異なる世界を持つのもいいですね。テレビのスターに心をときめかせるのも心の栄養になり、酸化ストレスの抑制になります。